成果までを考えた
集客のコツでもっとも大事なこと?
集客のコツでもっとも大事なこと?

集客のコツを押さえるために、必要なこと。
ホームページに集客する手法としては、さまざまなものが考えられ、また、集客の目的もホームページごとに異なりますが、単純に「集客する」ことだけにフォーカスするのであれば、ある程度のコストをかけて、ネット広告を展開するだけで集客は可能です。
ただし、そこで集めた「お客さま」を成果につなげることができるのかまでを考えると、単純に「こうすれば良い」という手法は、残念ながら存在しません。
しかしながら、いくつかのコツを押さえることで、少なくとも「効果を見込むことができる集客」を戦略だてることが可能となります。
そのコツを押さえるためには、まず、集客手法にはどのようなものがあるのかを知る必要があります。
たとえば、アクセス解析で主に分類されている「ホームページにアクセスされたきっかけ」には、下記のようなものがあります。
アクセスされるキッカケとは。
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直接アクセス
主にブラウザの「お気に入り」や、メールマガジン、または、URLを直接指定されてのアクセスです。最近ではスマートフォン普及により、「スマホの履歴機能」からのアクセスや、「スマートフォンアプリ」からのアクセスも、直接アクセスに多く含まれるようになりました。
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検索エンジンでの検索結果からのアクセス
Google、Yahoo!などで検索された結果からのアクセスです。
一時期は、いかに「検索エンジンの上位に表示されるか」がサイトのステータスとされ、SEO対策と呼ばれる手法が広まりましたが、検索エンジンの進化にともない、現在では単純なSEO対策は通用しにくくなっています。
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他サイトからのリンクによるアクセス
他サイトでの紹介や、リンクページなどからのアクセスです。
一般に他サイトからのリンクが多いほど、検索エンジンに「優良サイト」として評価されやすいと言われていますが、現在では「リンクのされかた」も大きく評価に含まれるようになっており、あまり関係のないサイトから大量にリンクを受けると逆効果となる可能性もあります。
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Facebook、Twitter、Instagramなど、SNSからのアクセス
近年、急速に利用が広まったソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)からのアクセスです。
SNS上での話題作りが成功すれば、ファン層の拡大や新規アクセスの増加が期待できます。SNSの多くは無料サービスのため気軽にスタートできますが、そこから「集客の成果」に結びつけるためには、継続したプロモーション活動と話題づくりが不可欠となります。
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ネット広告からのアクセス
有料でネット上に広告を掲載して集客する方法です。
GoogleやYahoo!の検索結果に表示する広告や、ニュースサイトなどにバナーを表示する広告が広く利用されています。
投入するコストに応じて確実なアクセスを獲得することができますが、アクセスされてもすぐにサイトを出て行ってしまいやすいなどの特長があり、どのような内容でサイトに誘導するのか、サイトに呼び込んだあとにどのように動機づけするのかなど、単純にコストをかけるだけでは思ったような成果が出ない可能性もあります。
成果を見込んだ集客をおこなうコツ
成果までを考えた集客をおこなうことのコツで、もっとも大事なこと。それは「現状を知ること」です。

ホームページの現状がわからなければ、どの集客手法を強化すれば良いのか、また、現状を知る手法がないままに集客をおこなったとしても、集客が成功したのかどうかも、わからないままになってしまいます。
あるいは、もしかすると、すでに集客は充分に集まっていても、ホームページの内部に問題があって成果に結びついていないだけかもしれません。
そして次に大事なコツは「具体的な目標を設定すること」です。
目標値を設定しなければ、ある施策に対して、集客を達成したのかどうかが曖昧となり、どこまで施策を継続すれば良いかの判断ができず、次に活かしにくくなります。
しかし、最初のうちは、目標値をどのように設定すれば良いのかがよく分からないケースもあります。
その場合は現在のアクセス数の「5%増」など、現状からの相対的な目標を設定すれば良く、やはり「現状を知る」ことが基本のコツとなってくるのです。